サンファンこと、「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3」の第9話「時の辻神」が5月22日に放送されました。
今回は、全体的にものすごくヒヤヒヤするシーンが多かったですね。
ここからどのように物語がひっくり返されていくのでしょうか……?!
前回までのネタバレはこちら!:【Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3】第8話のネタバレと感想!
では、今回も、物語を追っていきましょう!
魔界の思惑 神蝗盟の策略 無界閣での戦闘!
今回は、無界閣から始まりました。
阿爾貝廬法(アジベルファ)(CV:三木眞一郎)によって魔界から逢魔漏に魔力が流され、時空を越える力を持つ逢魔漏が完成しつつあります。
魔力が無界閣に行き渡れば、やがては全ての逢魔漏が時空を越える力を持つようになる、と刑亥(CV:大原さやか)は満足している様子でした。
一方その頃、無界閣の別の場所では、萬軍破(CV:大塚明夫)が禍世螟蝗(CV:速水奨)への報告を終えたところでした。
200年前に西幽の帝をたぶらかした照君臨の復活を捨ておき、殤不患の討伐に専念せよと命じられ、このままでは無辜の民が犠牲になると、戸惑いと苛立ちを隠せない萬。
異飄渺(CV:花江夏樹)は、そんな萬に、「どうせ何も出来ないのなら、何もしないという手もありますよ?」と、照君臨はおろか、殤の魔剣目録も奪わず、傍観する道を提示します。
萬は、「ここで猊下まで裏切ったら、俺には何も残らない!」と反論。
異は、それを聞いて笑い出します。
彼は、萬に鎌をかけて、禍世螟蝗への忠誠心を試していたのでした。
異は、更に「いくら殤不患と言えども、照君臨に必勝は危ういところ。我ら人類の切り札ともなりうる魔剣目録。危険を顧みぬ愚か者の手に委ねておくわけにはいかない。ゆえに!神蝗盟が確保し、安全に管理する。……、何一つ道理を違えてはいません」と萬を諭します。
今まで、異はあまり動きのないキャラクターでしたが、ここは彼の計算高さや冷酷さが垣間見えたシーンになりましたね……。
そんな異の言葉に萬は満足をする様子は見せず、小さく舌打ちしていました。
ところ変わって、無界閣を捜索する皇軍……、から隠れて移動している、殤不患(CV:諏訪部順一)と浪巫謠(CV:西川貴教)、聆牙(CV:小西克幸)。
ねんどろいど……、通信機の凜雪鴉(CV:鳥海浩輔)が案内し、順調に進んでいくのでした。
そして、ついに逢魔漏が完成します。
戻りたい時間を念じれば、思った通りの時間と場所に戻れると誇らしげに説明する刑亥。
しかし、そこに、浪と殤が乱入してきたのでした。
浪は逢魔漏を奪いますが、壊すことに躊躇します。
刑亥は殤に襲い掛かり、戦闘になりますが、浪はその隙を見て逃げ出しました。
隠れていた捲殘雲(CV:鈴村健一)が出てきて、浪を案内しますが、そこでは萬と異の二人と鉢合わせてしまい、更に殤と刑亥も雪崩れ込んできます。
「その男を逃がすな!」との刑亥の声で、萬と異、捲と浪も戦闘が始まりました。
その衝撃で、浪が持っていた逢魔漏が二つに割れ、刑亥は慌ててそれを取りに行こうとします。
一つは浪が取り返し、その隙に、捲、浪、殤はその場から逃げることに成功。
もうひとつは刑亥が拾いましたが、萬に「それはただの逢魔漏ではないのか?!」と問い詰められます。
そこに、婁震戒(CV:石田彰)が戻ってきました。
殤達を取り逃したと聞くと、婁は憤り、殤達の後を追いかけるのでした。
刑亥達の策略にかかった凜雪鴉! 一方、阿爾貝廬法(アジベルファ)の思惑は…?
無界閣での戦闘の後、すぐに刑亥は凜を呼び出します。
殤と浪が乱入してきたことについて、当然凜が手引きをしたのだと疑っているのです。
凜は「無関係だ」と否定しますが、「そこに動かぬ証拠がある」と、刑亥は布にかかったものを指し示します。
凜が布を剥がして見ると、そこにあったのは七殺天凌(CV:悠木碧)でした。
刑亥は、「元より貴様の弁解など聞くつもりもない!それよりは、姉上の魅了に屈するその醜態を見る方が、よほど楽しいというものだ!」と言い放ちます。
凜は目を閉じて魅了から抗いますが、刑亥は「人間風情の修練なぞ、魔族の秘技に比べれば児戯同然!」と笑い、七殺天凌の前に突き出します。
凜はついに七殺天凌の前に膝を付き、刑亥は高らかに嗤うのでした……。
一方その頃の殤一行。
逢魔漏を持ったまま逃げてきてしまった浪を、殤は「一度犯した過ちを消すことなんて出来ない。俺達は、ただ後から償う方法を探すしかないんだ」と諭します。
しかし、浪に諦める様子はありません。
その時、「そうだ。諦めるなど、愚の骨頂」と辺りに声が響き渡ると共に、逢魔漏が光り出しました。
黒い頭巾を被った何者かの映像が宙に映し出されます。
声からして阿爾貝廬法(アジベルファ)なのですが、この場にいるメンバーは知る由もありません。
そのまま、阿爾貝廬法(アジベルファ)は「遥かなる時の果てへ。お前達の因果が紡ぎ出された始まりの場所へと導いてやろうではないか」と、殤と浪は魔術で過去に飛ばします。
浪は睦天命が視力を失うことになった、禍世螟蝗との戦いの夜へ。
殤は、天刑剣が作られたばかりの、200年前へ――。
今回のお話はここで終わりですが、今までのお話以上に続きが気になりますね!
来週が来るのが待ち遠しいです!
感想とこれからの展開の予想!
今回は殤不患も凜雪鴉も浪巫謠も捲殘雲もどうなってしまうのか、気になり過ぎますね……!
まず、凜雪鴉は思いっきり刑亥の策略に嵌り、七殺天凌の魅了の魔術に掛かってしまっていましたが、これは凜が七殺天凌を持って殤達の前に立ち塞がることになってしまうのでしょうか……?
しかし、前回、捲と一緒に殤が戻ってくる前に色々と準備をしておく、というようなことを話すシーンがあったので、何もせずに魅了されてしまったとは思いたくないですね……(当方、凜雪鴉が最推しなので)。
殤と浪は飛ばされてしまいましたが、まだ捲殘雲が無界閣に残っています。
このメンバーの中では見劣りする印象はありますが、彼は護印師です。
単なる道案内以上に、切り札となりうる何かしらの役割があると、思いたいのですが……!
1期、2期と最後の最後で爪が甘かったり地団駄を踏んだりする展開が続いているので、ここらで凜には生死一劍での外道っぷりを是非見せて欲しいところです。
2期までのあらすじはこちら!:忙しい人のための、かんたんサンファンダイジェスト! ~1期から 西幽玹歌まで~
浪は、よりにもよって、睦が視力を失う夜に飛ばされてしまいましたね……。
良くも悪くも、自分と関わった人間に対してはまっすぐで深い感情を抱いてしまう浪ですが、ここではどのように行動をするのでしょうか。
睦のことを助けに行きそうな気はしますが、そう上手く行くとは思えません。
禍世螟蝗はもちろん、過去の自分達から隠れて、どうやって助けるつもりなのでしょうか……。
そして、阿爾貝廬法(アジベルファ)がこの夜に浪を飛ばした意図も気になります。
ついに来週、彼と浪の関係が明らかになるのでしょうか。
殤は、なんと200年前、天刑劍が作られた時代に飛ばされてしまったようですが、「因果が紡ぎ出された始まりの場所」が何故この場所でこの時代なのかが気になりますね。
凜雪鴉も同様ですが、殤不患も、未だに素性が明らかになっていません。
そもそも「何故、魔剣や聖剣を集め始めることになったのか」もわかっていないので、それに関することが来週明らかになるのでしょうか。
サンファンの世界には、魔族だけでなく神仙もいると言われていますから、もしかしたら、殤は過去に神仙に会ったことがあるなど、何かしらの因縁があるのかもしれませんね。
なお、今回のお話は、HuluやU-NEXT、dアニメストアで観ることが出来ます!
次のお話のネタバレはこちら!:【Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3】第10話のネタバレと感想
また、1期から2期までのおおまかなあらすじはこちら!:忙しい人のための、かんたんサンファンダイジェスト! ~1期から 西幽玹歌まで~
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