サンファンこと、「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3」の第4話「魔剣の行方」が4月24日に放送されました。
魔族である刑亥(CV:大原さやか)と邪教集団・神蝗盟である萬軍破(CV:大塚明夫)と異飄渺(CV:花江夏樹)の策略に嵌り、東離から遠く離れた西幽に飛ばされてしまった殤不患(CV:諏訪部順一)一行。
更に、萬は旧友であった殤を裏切り、神蝗盟の一員として、殤の持つ魔剣目録を奪おうと襲い掛かって来ました。
前回の詳しい内容はこちら!:【Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3】第3話のネタバレと感想!
第4話は、まさに、そんな殤と萬の一触即発な状態からスタートしました。
今回の記事では、そんな4話のネタバレと感想、これからの展開の予想をお伝えします!
殤不患VS萬軍破
前回、萬軍破から魔剣目録を使って国を正そうとせず、国外に逃げてしまったことを咎められてしまった殤不患。
殤は、そんな萬に対し、「(魔剣を使ったら)あんたみたいに道を誤る輩が次から次へと出てくるからだ!」と魔剣目録の引き渡しを改めて拒否。
本格的に戦うことを決意して斬りかかっていきます。
しかし、ここは完璧に「神蝗盟」に有利なフィールド。
1期、2期と活躍をしてきた殤でも、一筋縄では行きません。
捲殘雲(CV:鈴村健一)は、先ほどまで西幽の王宮である鳳曦宮にいたのに、こんな場所に繋がっているのはおかしいと疑い始めます。
凜雪鴉(CV:鳥海浩輔)は、そんな捲に足元の感触を確かめさせ、これは幻術であり、逃げ場がないと思わせるように惑わされていると説明しました。
さすが、このメンバーでは唯一の幻術使いの凜。
この幻術を解く為には、「術の起点となるものを壊す必要がある」ことを説明し、「ここで殤殿が戦うのは不利だ」とはっきりと断言しました。
それでも、殤と萬の戦いは続きます。
婁震戒の乱入!
その頃、異世界から無界閣に帰ってきた婁震戒(CV:石田彰)。
必死に自分の主とまで仰ぐ愛剣・七殺天凌(CV:悠木碧)を探します。
しかし、その途中で、地面に落ちていた逢魔漏を見つけ、そこに西幽で争っている殤不患の姿が映し出されたのでした。
婁にとって殤は、「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2」で、魔剣目録から出てしまった七殺天凌を回収しようと襲ってきた憎き仇敵であり、七殺天凌が唯一認めた剣の使い手でした。
「まさか、姫も奴の手に……!?」と思い至り、憤る婁。
居ても立っても居られず、再び逢魔漏に手を触れ、殤不患と萬軍破が争っているところに乱入したのでした!
鬼奪天工から貰った義手を剣に変化させ、「我が姫を返せ!」と問答無用で殤に斬りかかっていく婁。
萬は婁の目的がわからず、婁もまた、私利私欲で魔剣目録を狙う人間なのかと疑いますが、婁は相変わらず「忠を誓った姫以外は誰も顧みぬ!」と七殺天凌のことしか考えていません。
婁は、新しい技「魔障息生・渦炎殲獄」を放ち、図らずも幻術の結界を解いたのでした。
一人は足止め・凜雪鴉
結界が解かれた隙に、前回嘲風に刺されて重傷の浪巫謠(CV:西川貴教)を連れて逃げようとする一行。
殤は婁の前に立ち塞がり、七殺天凌が婁の手元にないことを確認してその場から立ち去ろうとします。
婁は「白々しい!貴様が奪ったのだろうが!」と怒り出し、殤を止めようとしますが、ここで足止めを買って出たのが凜雪鴉です。
殤に布袋を渡し、立ち向かいますが、最終的には吹き飛ばされてしまいました。
一方、騒ぎを聞きつけた兵士達に見つかりそうになった萬軍破と異飄渺。
そこを見計らったように、凜が幻術を駆使して二人を助けます。
不審に思った萬と異ですが、凜は萬の愛国心に感動したと、近づいてくるのでした。
一人は囮・殤不患
ところ変わって、洞窟に逃げた殤不患一行。
浪巫謠の応急措置を施している間も、外には殤を探す婁震戒の姿が見えます。
このままじっとしているわけにも行かず、その上浪のことも十分に治療をしなければなりません。
そこで、殤は、自分が婁を引き付けるために囮になり、その間、聆牙(CV:小西克幸)が捲殘雲を天工詭匠のいる鋳異坊に案内することを提案したのでした。
天工詭匠というのは、2019年に放映された映画「Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌」にも少し出てきましたよね!
天工詭匠に浪の治療を頼みに行く、とのことでしたが、聆牙の発言からすると、何やら事情がある様子。
しかし、殤はそのまま婁を引き付けるために洞窟を飛び出し、聆牙も疑問を持つ捲に対して「お前さんには関わりのない話だ」と理由を話そうとしません。
捲は、聆牙に案内で、勁功術を使っても一昼夜かかると言われる鋳異坊に行くことになりました。
凜雪鴉の企み
一方、その頃、凜は萬軍破と異飄渺に取り入る為に、お得意の弁舌を披露していたのでした。
1期から使用している偽名「鬼鳥」を名乗り、「国は違えど、国を憂える心は誰しもが持っているもの」、「魔剣目録は殤不患ではなく、より相応しき人物に委ねられるべきだ」などと言葉を重ね、国を憂える実直な萬の心を掴んでいきます。
異は凜を警戒しているようでしたが、萬は凜の言葉を信じて「殤不患が働いた狼藉について、同じ西幽人として謝罪させて頂く」と頭まで下げてしまいます。
……、1期や2期からご覧になっている方は、おわかりですよね。
凜は、悪党を煽り、欺き、陥れ、その矜持を踏みにじることを目的として動く大怪盗です。
もちろん、ここで話した内容はほぼデタラメなのですが、凜は二人に同行することに成功したのでした。
刑亥と七殺天凌の邂逅! そして、捲殘雲は天工詭匠の隠れ家へ…
ところ変わって、無界閣。
殤や凜の他にも侵入者を察知した刑亥(CV:大原さやか)は、それを妖術で探ろうとします。
すると、婁が探していた七殺天凌を発見しました。
すぐさま自分と同じ魔族が剣に封じられていることを見抜いた刑亥。
七殺天凌は目覚め、自分の使い手である婁震戒の名前を呼ぶのでした。
一方その頃、捲殘雲はようやく天工詭匠の隠れ家に辿り着きます。
琴の音が流れ、その美しい音色に聴き入る捲ですが、聆牙は「この先俺はしばらく黙り込む」、「誰の使いで来たのか、名前は一切出すな」、「俺を見せて、けが人が出たと言えばそれでいい」、「それ以外、余計なことは言うなよ」などと不穏なことを話し出します。
隠れ家に踏み込むと、琴の音が止み、青い目隠しをした睦天命(CV:東山奈央)が出てきたのでした。
ここまでが、4話の内容になります。
4話の感想と予想 動き出す凜雪鴉に、訳アリの殤不患!
今回は、凜雪鴉の悪だくみがスタートした回、と言っても過言ではなさそうですね!
やたらと萬軍破を持ち上げていたので、今回は彼がターゲットなのかもしれませんが、彼は凜が今までターゲットにしてきたような、自分の力を誇示するタイプの悪党とは言い難いです。
思えば、前回、禍世螟蝗のバッタの紋章を見たときに、楽しげに呟いているシーンがありました。
もしかしたら、凜の本命は、萬を通り越して、神蝗盟の宗主である禍世螟蝗かもしれません。
1期では蔑天骸、2017年に放映された「Thunderbolt Fantasy 生死一劍」では殺無生、2期では嘯狂狷に対して悪だくみを仕掛け、戦績は2勝1敗な凜ですが、今期ではどうなるのでしょうか。
なお、2期までのお話のあらすじはこちら!:忙しい人のための、かんたんサンファンダイジェスト! ~1期から 西幽玹歌まで~
また、萬軍破に対して、異飄渺が凜に警戒心を向けていましたが、その関係性もどうなっていくのか気になるところです!
そして、刑亥に拾われた七殺天凌。
2期では魔族に連なる者だと明かされてはいましたが、ここではっきりと、「魔族の魂が剣に封じられた存在」であることが判明しました。
次回予告でも少し出てきていましたが、刑亥によって剣の封印が解かれるのか、また、そうなった場合、使い手である婁との関係はどうなっていくのか、とても楽しみですね!
そして、天工詭匠と同じく、映画「Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌」に登場した、睦天命も登場しました。
最初に見て驚いたのは、青い目隠しをしていたところです。
彼女は、映画に登場した時、目隠しはしていませんでした。
彼女の身に、いったい何があったのでしょうか。
そもそも、殤は2期で浪に何も告げずに西幽から単身で東離に行ってしまったことが語られていました。
捲に話せなかった事情とは、そこに絡んでくることなのでしょうか。
それとも、もっと別のことなのでしょうか。
まだまだ4話ですが、明かされていない部分の話が次々と提示されていき、これから先の展開がとても気になりますね!
なお、今回のお話は、HuluやU-NEXT、dアニメストアで観ることが出来ます!
次のお話のネタバレと感想はこちら!:【Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3】第5話のネタバレと感想!
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