サンファンこと、「Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3」の第5話「妖姫伝説」が5月1日に放送されました。
前回の4話では、捲殘雲(CV:鈴村健一)が、2019年に放映された映画「Thunderbolt Fantasy 西幽玹歌」に登場した睦天命(CV:東山奈央)と天工詭匠(CV:利根健太朗)の住む鋳異坊に辿り着いたところで終わっていましたね!
前回の詳しいお話はこちら!:【Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3】第4話のネタバレと感想!
更に、今回は、婁震戒(CV:石田彰)が手にした妖剣・七殺天凌(CV:悠木碧)の過去も出てきました!
そんな第5話のネタバレと感想、これからの展開の予想をお伝えします!
婁震戒から逃げる殤不患!
前回、重傷の浪巫謠(CV:西川貴教)を守る為に、追手の婁震戒の囮になった殤不患(CV:諏訪部順一)。
愛剣の七殺天凌が殤の手に渡ってしまったと思い込み、婁は執拗に殤を追いますが、殤はそんな婁をやり過ごすことに成功します。
一息ついて、前回別れた凜雪鴉(CV:鳥海浩輔)から手渡された袋の中身を見ると、出てきたのは、なんと、凜の姿を模した人形(ねんどろいど)でした!
驚くのも束の間、人形は凜の声でしゃべり出します!
なんと、この人形は、凜が通信装置として魔術を使って作り出したものでした。
刑亥の統べる無界閣で戦うなら重宝するだろうと見越して手渡したようですが、殤はすぐに人形を袋の中にしまってしまいます。
凜は「おーいおいおい、何でまたしまう?」と騒ぎ出しますが、殤は「こんな胡乱なもの出しっぱなしにして歩けるかよ」と人形をしまい込んでしまいました。
ここまでシリアスな展開が続いていましたが、3期でも漫才のような凜と殤の掛け合いは健在なようです。
この演出は、人形劇だからこそ、ですよね!
捲殘雲と鋳異坊
前回、聆牙(CV:小西克幸)の案内で鋳異坊に辿り着いた捲殘雲。
迎え出た睦天命に、どこで鋳異坊のことを聞いたのかを聞かれ、うろたえますが、彼女はそんな捲に「まぁいいわ。悪い人じゃなさそうだし」と微笑みます。
そこで、天工詭匠が登場しました。
捲に背負われた聆牙を見て、何事かを察した彼は要件を捲に尋ねます。
捲は「怪我人が出た」と、当初より聆牙と打ち合わせをしていた通りに伝えました。
すると、天工詭匠は鋳異坊の中に捲を招いて霊薬を渡し、怪我をしたのは浪であることを言い当てます。
自分に鋳異坊まで行くように提案した殤といい、鋳異坊まで自分を案内した聆牙といい、何かややこしい事情でもあるのかと天工詭匠に尋ねる捲でしたが、彼も「そこのおしゃべり(聆牙)が話さないのなら、わしが話す筋合いでもないわい」と、ここでも理由を話してもらえませんでした。
捲が薬を持って立ち去った後、睦は天工詭匠に、捲が殤の友人であることと、聆牙も一緒だったということ、更に怪我人は浪であることを言い当てます。
どうやら、「西幽玹歌」の時とは違い、彼女は本当に目が見えない様子です。
自分を気遣って何も知らせようとはしなかった殤に怒りつつも、今の自分の状態を鑑みて、「せめて、巫謠が無事に東離に行って不患に会えたことを、直接知りたかった」と話すのでした。
七殺天凌の過去!
ところ変わって無界閣。
刑亥(CV:大原さやか)の力で七殺天凌が目覚めました。
どうやら、この二人は魔族の姉妹だったようです。
200年前に魔族が人間を滅ぼそうと侵攻した窮暮之戰(きゅうぼのせん)以来の再会でした。
そんな七殺天凌が妹である刑亥に語るのは、西幽での魔族らしい武勇伝。
まだ窮暮之戰(きゅうぼのせん)での勝利の余韻が残る西幽の国で美女に変身し、西幽の帝をたぶらかして悪逆非道の限りを尽くしたこと。
その犠牲となった者達の憎悪が呪いとなって西幽の王宮である鳳曦宮(ほうぎきゅう)に染み込み、今もなお、しばしば暴虐な帝を生み出していること。
結局は正体がバレてしまい、護印師(ごいんし)に倒されてしまったが、自分を刺した剣に魂を宿したこと。
そして、魔剣・七殺天凌として、再び人間の血の雨を降らせることに成功したこと。
しかし、それを啖劍太歳(たんけんたいさい)こと、殤不患に阻まれてしまったこと。
殤の名前を聞いた瞬間に、刑亥も憤ります。
殤には、1期で魔神の復活を阻止されてしまっていましたからね。
刑亥は「殤不患は魔族の仇敵」と、七殺天凌に殤を倒す計画を話すことにしたのでした。
目覚めた浪 だがしかし、やっぱり訳アリ…
一方その頃、天工詭匠からの薬を持って、浪の下に戻ってきた捲殘雲。
無事に婁から逃げおおせた殤が浪に霊薬を飲ませ、浪は目を覚ましました。
しかし、捲が鋳異坊に霊薬を取りに行ったことを聞くと、浪は殤に、「なぜお前が行かなかった、殤!なぜ天命を避ける?!」と掴みかかります。
殤は、「今の俺がどの面下げて会いに行けって言うんだ」、「魔剣目録の始末が付かない限り、戻るわけにはいかない」、「もう二度とあんな目に合わせるわけにはいかない」と話しますが、浪はそれを「言い訳だ」と一蹴します。
いったい、殤と浪と睦の三人の間には、何があったのでしょうか。
今回のお話はここまででしたが、どうやら、次回は過去の禍世螟蝗との対決の話が中心になるようですね。
感想とこれからの展開の予想!
今回は、七殺天凌の過去が明らかになりましたね!
美女に化けて西幽の帝をたぶらかして悪逆非道の限りを尽くし、それがバレて倒された後も魔剣となって人間を殺し続けた筋金入りの妖魔。
その様子は、まるで妲己や玉藻の前を連想させますね。
また、刑亥と姉妹だというのは予想外でした。
しかも、七殺天凌が姉で、刑亥が妹だったのですね!
しかし、この姉妹、婁震戒といい、凜雪鴉といい、因縁が深い男性にことごとくしてやられている感じが似通っているような気がするのですが、果たしてどうなるのでしょうか……。
2期までのお話はこちら!:忙しい人のための、かんたんサンファンダイジェスト! ~1期から 西幽玹歌まで~
また、今回は、殤不患と浪巫謠、睦天命の三人の因縁が匂わせられました。
次回はこの三人の過去回ですが、ついに殤が西幽から東離に渡ってきた元凶である禍世螟蝗との因縁が明らかになりそうですね!
それと同時に、睦が失明した原因も語られそうです。
禍世螟蝗とは、いったいどのような戦いが繰り広げられたのでしょうか。
次回が楽しみですね!
なお、今回のお話は、HuluやU-NEXT、dアニメストアで観ることが出来ます!
次のお話のネタバレと感想はこちら!:【Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀3】第6話のネタバレと感想!
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